菊池食品工業株式会社は、煮豆、おせち、つくだ煮などの日本の伝統的食品の製造販売をする会社です。ふくよかな味わいと、素材の味を大切にした日本食は、世界中で人気のある料理のひとつです。菊池食品工業株式会社の主力の商品などを詳しく紹介します。
企業の成り立ち
菊池食品工業株式会社は、創業100年を迎えます。創業当初は、干しするめいかを販売する会社でした。はじめての販売地域には、老舗のデパートが選ばれました。日本橋焼きいかとして販売されていました。子どもでも食べやすいみりん干しの味がするのしするめ以下です。病気になった子どもに栄養を付けさせるために考案された食べ物です。とても嚙み切れないような固い食べ物でした。するめにローラーをかけて、かみ切りやすくしたものに、みりんの味を付けて食べやすくしたことが始まりです。その後、順調に商品を増やしながら、規模が大きくなってきました。
菊池食品工業の主力の商品
菊池食品では、商品の調理工程でのこだわりがあります。薄味や無添加の商品を販売することで、安心して子どもから高齢者まで食べてもらえる商品づくりをしています。健康ブームにのって、お正月のおせち料理だけではなく、普段の食事から食べることをお勧めします。高たんぱくで、繊維やミネラルが豊富な豆類は、注意をしておかなければ、なかなか食卓に上がることもないかもしれません。バランスの良い栄養が含まれているので、豆類はおすすめの食材です。
もう一つのこだわりとして、素材を調理するための水選びです。菊池食品工業株式会社では、水選びにもこだわっています。函館工場では、山麓から湧き出る伏流水を使用していますし、埼玉工場では、地下1000mからくみ上げる地下水を利用して、商品の製造を行っています。水選びは、商品の良し悪しに大きく影響をします。豊かな水源の基で、美味しい水を利用することで、こだわりのある商品製造に一役買っているのです。
これからの菊池食品工業株式会社
煮豆などの伝統的な日本食が主力の商品である菊池食品工業では、この伝統的な食材を利用して次世代の商品を開発しています。日本食ブームにのって、黒豆などの食材をアレンジした商品開発です。豆の煮汁には、抗酸化作用のあるポリフェノールが大量に含まれています。この黒豆のエキスを利用したドリンクシリーズを新しい商品として押しています。ドリンクになっているので、手軽に栄養を摂取することができますので、調理ができない場所での飲用ができるのが魅力です。
また、2013年には、日本食が世界無形文化遺産に登録されたのを受けて、世界的に日本食への注目が集まっています。これを契機と捉えて、菊池食品では、更なる発展を目指して飛躍を目指しているのです。黒豆を美味しく食べる方法ももさくしていて、食べやすさの追求や相性の良い材料の探求を入念に行い、黒豆などの商品が普及することにも努めています。