日本でも、漢方が美容系の雑誌に多く掲載されるようになりましたが、実は漢方が日本に上陸したのは、飛鳥時代までさかのぼるそうです。上陸して以来、中国の伝統医学を元に日本独自の改良が重ねられ、今では日本オリジナルの漢方が形成されました。現代の漢方は、沢山の製薬会社の努力により発展しており、その中でも老舗と言われる薬日本堂株式会社が担ってきた役割は、漢方の発展に欠かせないものでした。
薬日本堂株式会社の基本情報
薬日本堂の設立は1969年の4月になります。創業50周年を超え、さらにパワーアップしている企業です。新型コロナウイルスの影響もほとんどうけておらず、逆にマスクによる肌荒れや、免疫力の向上などを目的に、薬日本堂の漢方を購入される方が増えているみたいです。
薬日本堂の代表取締役会長は河端敏博さんです。本社は東京都品川区北品川4丁目にあります。
薬日本堂がどのような会社なのかを一言で表すと、日本最大級の漢方相談薬局チェーンということになります。薬日本堂は、薬日本堂、ニホンドウ漢方ブティック、KAGAE KAMPO BOUTIQUEという3つの漢方専門店を全国展開しています。その数は19店舗というから驚きです。特に、雑誌やテレビなどでたびたび紹介される品川にある漢方ミュージアムは、漢方ブティックや漢方レストランだけでなく、漢方スクール、漢方ギャラリーなど漢方のことならすべてお任せの、世界的にも珍しい漢方の大型複合ショップです。
薬日本堂株式会社の特長
薬日本堂は、全国でもトップクラスの漢方相談薬局チェーンです。なぜ、ここまで多くのチェーン店を増やすことができたのかというと、チェーン店とはいえ、しっかりと漢方専門店となっているところです。漢方は、患者さんの相談にしっかりと耳を貸し、症状や状態に合わせて漢方を処方する必要があります。薬日本堂のチェーン店では、初めて来店した方のカウンセリングに、何と1時間30分も時間をかけて話を聞くようです。
お客さんの症状がなぜでているのか。生活習慣や日頃の悩みなどを通じて、身体の不調の原因を究明していきます。薬日本堂では、大自然医薬養生学という独自の学術理念があります。大自然医薬養生学を元に適切なアドバイスをすることができます。また、薬日本堂は、商品開発事業や商品流通事業にも力を入れています。
薬日本堂株式会社のおすすめ商品
薬日本堂には、大ヒット商品が沢山あります。例えば、2006年に発売され、15年が経過した今でもコカ・コーラの定番商品となっているからだ巡り茶や永谷園のくらしの和漢シリーズなどのように、他の企業から依頼を受けて商品開発している人気商品もあります。
薬日本堂のオリジナル商品では、ダイエットに最適なカガエ バランスフードや、便秘の解消やデトックス効果の高いカガエ 青大豆と乳酸菌のすっきり青汁、利楽茶や妃美茶、暖宮茶などの漢方茶シリーズなどが人気です。他にもリラックス効果の高い気巡浴という入浴剤などもあります。体に負担をかけずに、健康的になりたいという方におすすめの漢方を購入することができます。